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2004.02.24

宇宙へ行く為なら、私脱ぎます!

もっと脱がないと軌道に乗れませんよ!

 Angara 3はアンガラコアにサイドブースターを2基搭載したILSのロケット。今のところバイカルブースター搭載の発表はないけど、将来的には考えられる。

 …そんなわけで粟岳さんのリクエストに応え、上昇するごとに薄着になっていくアンガラたんを描いてみました<リクエストじゃないって(^^;

 衛星軌道に乗るには要らなくなったものをどんどん切り離す必要があるからね~。宇宙に出たら誰にも見られないし、はだかでも♪

 つーかアンガラたんはあくまでもロケットなので、荷物を軌道に乗せたら地球へ落下の運命。全裸はまずいか…(ぉ

 ILSのサイトで公開されているロケットの設計資料PDFを見て、かなり詳細なのに驚いたり。あれは自信の現れなのか、プレゼン資料そのままなのか。せっかくだから誰か作ってみてくれないかな(^^;

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2004.02.17

アンガラちゃん

アンガラちゃん
 島田フミカネさんのサイト見て、「こういう感じのメカと女の子の組み合わせはいいなあ~」と思って、メカ描けないくせに描きたくなったり(^^;)。メカは描けないばかりかほとんど知らないので、どうしたものかと考えあぐねた末、少しはわかるロケット系でいこうと(^^;

 でもロケットって大概使い捨てだし設計に余裕がないので、デザインや装飾はシンプルなものが多い。何か特徴のあるものでと、粟岳さんの記事で知ったロシアのバイカルブースターに。これは2段目を組み合わせて単独でも低軌道にペイロードを打ち上げられるロケットだけど、もともとは補助ブースターとして設計されたもの。回転収納する翼を搭載し、グライダーのように滑空して着陸・回収可能なのが特徴。これでカザフスタンの平原に有毒物質まき散らしたりしないですみ、再利用によるコストダウンもはかれるという、大変エコロジカルな設計なのだ<ほんとかよ(^^;

 バイカルはもともとプロトンの後継として開発中のアンガラ用補助ブースターとして設計されたらしいけど、今はもっと汎用に使えるようにしているらしい。欧州のアリアンにもくっつける構想があるとか。ちなみにバイカルはシベリアの湖、アンガラは川の名前からそれぞれ名付けたそうな。

 というわけで、女の子がバイカル搭載している絵を描き始めたが、やっぱ不慣れなんでうまく描けず(^^;)。足にもバイカル搭載してブースター4基構成にしようと思ったんだけど、どうもうまくない。結局生足でブースターは2基。ペイロードが減る~。バイカルの持ち方がロケットパンチ状態で、打ち上げスタイルでないのはいかがなものかと思ったが、そうするとアトムみたいになっちゃうし(^^;

 服装や猫耳は島田フミカネさんに準拠。全然かなってないけど。なにか根本的に違う気がする(^^;

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2004.02.10

とりあえず月開発

 しつこいようだけど、NASAの新しい宇宙開発方針について(^^;

 こことかここの記事を読むと、「火星に人類を送ることに関して、月がどのように役に立つかは慎重に見極める必要がある」みたいな事を言ってるみたい。月開発する為に必要な技術、特にロボット技術などは、火星へ人類を送る計画にも重要な役割を果たすから、デモンストレーションとしても月面を開発することは意義がある、てな感じ。

 火星に関してはロボットによるサンプルリターンは行いたいみたいなことは言及されてるけど、人間を送ることに関してはまだ具体的に決まってないと。人間送るコストで多数のロボットを送れる。ロボットだけでいいじゃないかという議論もあって、まあ当然だな。

 なぜ月なのか?というと、新開拓地(ニューフロンティア)だから、というのが強いのかも。アメリカ人には宇宙ステーションは地球の周りの何もない空間にお金を捨ててるようにしか見えないらしい。とりあえずの月開発だったら、宇宙ステーションも見捨てないで欲しいなあ…(^^;

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原子力エンジンと月の脱出速度

 粟岳さんの記事にもあるように、NASAが表明する月面基地計画がどうもしっくりこないのでいろいろ考えてみたり。

 結論から言えば、月の小さな脱出速度を利用、比推力の大きい原子力エンジン(おそらくイオンエンジン)を使用して火星以遠を目指す計画なのではないかと。

 マーズ・ダイレクトは宇宙ステーションや月基地を使用しないで、火星ロケットを地球低軌道に打ち上げたら即出発する方式で、火星旅行コストが大幅に削減出来る。ただ化学燃料ロケットでは比推力が悪く、水素エンジンを採用すれば長期燃料保管が難しい為、出発時に一気に加速する必要がある。技術的なことや期間などいろんな意味で無理が多い。

 マーズ・ダイレクトでも採用しているようだけど、比推力の大きな原子力エンジンを使用すれば、宇宙船の質量を抑え高出力による飛行期間の短縮に繋がる。1年ほど前にNASAは原子力エンジンの開発を表明しており、木星軌道に衛星を投入するプロメテウス計画なんてのもあるらしい。全然知らなかった(^^;

 原子力エンジンのニュースはスラッシュドットで補完。開発表明した原子力エンジンの詳細が明らかではないんだけど、先のスラドの記事コメント#238122ここの記事とか見ると、どうも高温のガスを噴出する原子力エンジンではなく、原子力を動力源としたイオンエンジンなのではないかと。これはプロメテウス計画用だろうけど、数万度ともいわれるガス温度に耐える技術を開発するのは至難の業だし、有人火星ロケットのエンジンもこの技術の延長線上にあるんじゃないか。

#古い記事だけど、こんなのこんなのもある。でもこんな先駆的な研究が実を結んでいるのか疑問。

 イオンエンジンだと比推力は大きいけど、脱出速度を得る為の一時的な高推力を出すのは無理。そこで脱出速度が小さい月から出発する手法を取る、というのが月面基地建設の理由ではないかと。火星ロケットは地球で製造、いくつかのパーツに分けて化学燃料ロケットで月まで打ち上げる。で、月面や月の衛星軌道上で組み立てられたイオンエンジン搭載の宇宙船で火星を目指す。月の脱出速度は2.4km/sと地球の5分の1だし、大気もほとんどない真空空間。補助ロケットだけで振り切れるだろう。

 ただイオンエンジン搭載の火星ロケットを地球低軌道で製作、補助ロケットで脱出速度を得る方法でもいいような気もするが…。完成した宇宙船の質量を考えると、月の方がより現実的なんだろうか。単純に月面基地も建設したいんだろうけど。火星ロケットを作ったら宇宙開発おしまいって事態も避けられるし(^^;

 こんな風に考えると、かなり考えた計画を打ち出してきてるように思える。ぽっと出の案ではなく、長期にわたって練られているフシがあるので、期待出来るかも。出発から火星到着まで2ヵ月なんて話もあって、ずいぶん現実的。2030年代までには本当に火星に人類が降り立ってたりして。あとはお金と技術と運、なにより強い意志が必要でしょうね。

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2004.02.09

NASA本気?

 「われらの有人宇宙船」の著者、松浦晋也さんの記事を読んで、NASAの方針転換は大統領の気まぐれ(^^;)ではなく、本気かもと思ったり。現段階で月面基地作る意味は、火星ロケットのためである公算が大きいわけで、アメリカ単独で有人火星ミッションを実行するつもりなのかも。

 それにしても月で火星ロケット製造とはまた随分正攻法。そんなに大規模な開発が本当に出来るのだろうか。それとも月面基地は実験・観測レベルにとどまるのかな。

 いくらスペースシャトル運用とISSを切ったからといって、火星に人間送る予算としてはだいぶ足りない気がするけど。日本には月面すら開発出来る国力はないと思われるので、指くわえてお手並み拝見というところでしょうか(^^;

 日本は太陽系探査は無人ロボットに任せ、有人宇宙開発は地球近辺でとどめるだろうなあ。うまく出来たとして。

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2004.02.08

悪魔的な

おやじ絵ですみません(^^;
 「わがままになるのが怖い奴に宇宙は拓けねえのさ」

 NHKBSアニメ・プラネテスもコミックス2巻の内容に突入。2巻以降読んでないので、17話はいろいろ面白かった。これは名台詞で結構痛いけど(^^;

 五郎さんの台詞にいちいち納得したり(^^;)。ともすると宇宙開発関係者(というよりもSF好き人間?)は、「宇宙開発は人類の使命である!」とか心酔していること多いから。五郎さんのような考え方持ってるのが健全だと思う。

 あとやっぱり宇宙開発くらい大きなプロジェクトになると、フォン・ブラウンや、このロック・スミスのような『悪魔的な』人間が必要なのかも。人類を火星へ送るつもりなら、相当な犠牲を覚悟しなければなるまい。今世紀前半に実現するとすれば、送られた宇宙飛行士は無事では済まないんじゃないだろうか。ロック・スミスは木星だけど、80年後に人類が木星に到達することはないだろうねぇ…。エネルギー問題解決とか言ってるけど、どうやって地球まで持ってくるんだ(^^;

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月で暮らす?

 中国が有人宇宙船打ち上げるなど宇宙開発を積極的に進めているせいか、NASAも宇宙開発の方針転換図ってるようで。まあアメリカは政権によって宇宙開発方針がころころ変わるらしいから、ブッシュの気まぐれって話もあるけど(^^;)。今回の方針は、ISS(国際宇宙ステーション)はそこそこにして月を開発するんだとか。中国は間違いなく月に乗り込むと踏んで、負けてはならじと。国際協力なんて茶番やってる場合じゃない。

 でもスペースシャトルは事故を起こすし、代わりの大型ロケットはない。ISSすら満足に組み立てられない状況で、月開発なんてどうも現実離れしているような。アポロで月には行ってるんだから、同じ事するのはたやすいと世間では思われていそうだけど、技術的にも経済的にもそんなに簡単なことではないはず。まして月に有人ステーション?

 で、以前購入して読まずに積んであった本を読んでみたり。裳華房の「宇宙に暮らす」「われらの有人宇宙船」。こういう本がそこらの書店で簡単に手に入らないあたり、宇宙開発の現実は厳しいと思ったり(^^;)。でもこの本、内容量考えるとちょっと高価いかも。「われらの有人宇宙船」は特に良い本なので、ぜひ立ち読みでも。

 「宇宙に暮らす」は地球衛星軌道上のステーションから月面基地など、建築方法から人体への影響に至るまで様々な考察を行っていて、特に目新しくはないものの「あ~やっぱりそうか」と思うことしきり。当たり前のことだけど、月面基地建設はほとんど無人のロボット作業になると。人間があの窮屈な宇宙服きて土木作業やるとは思えないものねぇ。前に日記でも書いたけど、無人の宇宙開発技術が必要不可欠なことが確認出来た。

 「われらの有人宇宙船」の方は、日本の有人宇宙船計画である「ふじ」構想を紹介し、その妥当性や宇宙開発の現状をつづっている。簡単な式を使ってスペースプレーンなどの有翼宇宙船が開発困難であることを示せるのはちょっと驚き。技術的な側面だけでなく、開発組織・体制についての考察が非常に興味深く、宇宙開発の現状が垣間見える。だめだめなんだなー…。

 どちらの本を読んでもわかるのは、宇宙開発への一歩はステーション技術であるということ。宇宙観光の目玉は地球を眺めることと無重力体験であり、かなりの人が価格さえ折り合えば宇宙に行ってみたいと思っている。産業として成立すれば大幅な技術革新・コストダウンが見込まれ、その次のステップに進むのも夢ではないと。

#ちなみにラボは、ISSのような大型のものでは潮汐力のせいで無重力状態が台無しになってしまう。小さくて、できたら無人のものが望ましいというのも納得。ついでにカザフスタンの平原にはソ連時代からのロケットの残骸が山のように転がっていて環境汚染引き起こしているというのも「やっぱりそうなんだ」と納得(^^;)。いや、第1段ロケットって燃え尽きないよなあ、どこかへ落っこちてるんだよなあと常々思っていたので。

 月面基地は南極基地みたいなもので、意義は認めるけれども、現段階で果たしてコストに見合うものが得られるのかどうか。冷戦下で行われた宇宙開発競争と同じ事を、今度は中国とアメリカが繰り広げるのかなあ。まだまだ本当の意味での宇宙開発は遠い。

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2004.02.02

ダークウィスパー3

グロウリアちゃん萌え。似てないからもっと精進せねば。

 「ずるいな!おまえの機体だけオーディオ付きなのか?」

 …ようやく本屋へ出かけてダークウィスパー3入手。まれに見る不定期連載なのと一度読んだだけでは何が起こっているのかすら理解不能な画面構成の為、雑誌でチェックなど考えておらず。どっぷりと4回ほど読み返しました(^^;

 昔とキャラの描き方が若干変わったものの、描写は繊細さを増してる感じ。2巻を読み終えた次点で「この辺りで終わっておくときれいだよな」との予想を完全に覆し、きちんと展開していて嬉しい限り。久しぶりに「ああ…まんがっていいかも」と思ったり(^^;)。この画面なら、白黒でペン描きする意味があるというもの。カラー絵やアニメでは出せない硬質なかっこよさがたまりません。

 で、3巻の要注目は3人目の幼生固定体、グロウリアちゃんでしょう!コヨミちゃんと違って(^^;)上品で、言葉遣いもかわいい!『個人的に守りたい人がいる』コヨミちゃんを見て、『保護者』のおじさまにダイブするところがとってもおちゃめ。はしたない事がわかっているから?ダイブする前に周りをきょろきょろ見回す描写がイイ!

 ジェフ君の素性が明らかになる一方、新たな勢力が現れたり、「そういやクレフさん置き去りだな」と気づかされたり(^^;)。まだまだ終わりそうもないダークウィスパーに嬉しいやら、生きてるうちに終わるだろうかと不安を覚えるやら。…でもいいもの作る為にはそれなりに時間がかかるものなんだよなと思ったりしたのでした。

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